ちゅーたんの初ライブ配信、はっじまっるよ〜☆

ちゅーたん、我が組織の公式シムチューバーになったからには最低でも動画は1日に1本、フォロワーは1日に1000人を目標とすること。それから施設内を撮影する際は必ず許可を取れ。追加で撮影機材を購入する費用は組織で負担するが、事前に相談するように。これらが守られない場合はペナルティを与える。

ゲェーッ!?
1日でフォロワー1000人って無理ゲーすぎない!?これってパワハラだよね?幻氷様の鬼!悪魔!ぴえん🥺


エントランス
ちゅーたん「ちゅーちゅー🐀ハロー!!悪い子のみんな、はじめまして~!僕はヤシロネズミ社の公式シムチューバー、ちゅーたんって言いまっす!」
ちゅーたん「ヤシロネズミ社ってのは、世界征服を目論む悪の組織!そう、いわゆる悪役ってやつ!でもちゅーたんは今は世界征服よりも、フォロワー増やしてセレブになりたいんだよねー!そんな訳でチャンネル登録と高評価、ヨロピクお願いしま〜すっ☆」
ちゅーたん「はい!ここが本部の入り口です!このドアを開けるにはヤシロネズミ社の関係者だけが持ってるカードキーと、暗証番号が必要なんだ!もちろん、ちゅーたんも持って…」
ちゅーたん「……。やっべ……カードキー、ロッカーのバッグに入れっぱなしだったわ……でも大丈夫!!」
ちゅーたん「あっ、もしもし幻氷様すか?あのー……ちゅーたん、中に鍵置いたまま外に出ちゃって~……はい、はい、お願いしまーす」
ちゅーたん「イエイ!無事に入れましたー!中からロック解除してくれるなんて、なんだかんだ言って幻氷様って優しいよね!」
幻氷様のオフィス
ちゅーたん「見て見て!ここがちゅーたんの動画編集デスク!ヤシロネズミ社が用意してくれたガチのプロ仕様機材がズラッと並んでるんだZE!これマジ卍すぎん?」
ちゅーたん「幻氷さんのオフィスの隅っこに、ひっそり用意されてるんだよね。隣にはおねえパイセンのデスクもあるんだけど、今は二人ともいないみたい。ラッキー!『鬼のいぬ間に洗濯』ってやつ?www」
ちゅーたん「これな~んか物足りないと思ってたんだよなぁ……」
ちゅーたん「はいっ!てなわけで、ジャジャーン!追加オプションのライト買っちゃいましたー!これでちゅーたん、さらに輝いちゃう系?www」
ちゅーたん「あとねー、ずっと前から欲しかったドローンも一緒にポチッちゃった!てへぺろ(・ω<)」
ちゅーたん「うっわ!マジかっけー!やっぱこの『なんでもストリーミング』しか勝たん!
もちろん請求書は幻氷の鬼上司に送っておいたから大丈夫!なんか事前に許可取れって言われた気がするけど……まあ、いっか!幻氷様なら払ってくれるっしょ!」
ちゅーたん「よーし、今日はこの最新ドローン使って、アジトのルームツアーしちゃうよ〜!
え?『悪の組織のアジトなんて公開して大丈夫?』って?いや〜ぶっちゃけヤバいかもしんないけど、僕、バズるためには命も賭けるから!みんな、チャンネル登録と高評価、お願いねー!(2回目)」
ドローン、ちゃんと付いてきてて可愛い!
逃水博士のラボ
「さてさて!幻氷様のオフィスのお隣にある、逃水博士のラボにやってきましたー!うわ、なんかよく分かんない機械がいっぱいあるんだけどwww変なニオイするし……これ入っても大丈夫なやつ?」
ちゅーたん「このヤシロネズミ社ではたくさんのロボットが働いてるんだけど、それ全部逃水博士が作ったんだって!天才すぎん?🤔」
ちゅーたん「逃水博士、留守みたいだねー。残念!直接絡みたかったのに〜。
人間嫌いの変わり者って言われてるけど、絶対ちゅーたんと気が合うと思うんだよね!ほら、科学者もシムチューバーもある意味でクリエイター同士、分かりみが……って、なんかこれビクンビクンしててワロタwww」
ちゅーたん「あの水槽の中でぷかぷかしてる草もちょーウケるんですけどwww なにこれ食べられるやつ?」
ちゅーたん「あ、メガミラじゃん!何してんの?え、ネズミのお世話?まじかwww
ロボットソルジャーの中でもメガミラは性能がダンチだから、ホント何でも出来ちゃうんだよね!」
メガミラすっごい迷惑そうな顔してるじゃん!!ちゅーたんのウザさはロボにも伝わるらしい…
ちゅーたん「そうだ!ちゅーたん、今ライブ配信してるからなんか面白いことしてくんない?フォロワー増えるようなやつ!お願い!」
ちゅーたん「え、なに?握手したいの?別に良いけどー」
ちゅーたん「って、ぎゃあああ!!」
ちゅーたん「ちょ、メガミラ!おまっwww」
ちゅーたん「いててて……でもこれ動画的にはアリよりのアリ!みんな今の見た?ちゅーたんマジで体張ってるから、チャンネル登録と高評価よろしくねー!(3回目)」
会議室
ちゅーたん「さあ、次はこの部屋!ここはね、ヤシロネズミ社の心臓部!社長と幹部の皆さんがここで世界征服の作戦会議をするんだ!ひえー!なんか重々しいふいんき〜!」
ちゅーたん「ヤバい、座り心地最高かよ。これは社長も悪巧み捗るわー」
ちゅーたん「はい、じゃあ次!ヤシロネズミ社最強の科学忍者、不知火さんのオフィスに行ってみるよー!実は僕、まだ会ったことないんだよね〜」
不知火さんのオフィス
ちゅーたん「うわ、盗聴機材が置いてある!スパイ映画の世界じゃん!本棚の極秘資料も全部きれいに整頓されてるねー。不知火さんって几帳面なのかな?デスクもピッカピカに磨かれてるし」
ちゅーたん「でもね不知火さんって、実はかなーりヤバい人みたいで……ヤバいって言っても『マジかっけー!』って意味のヤバいじゃなくて、『ガチでヤバい』の方ねwww
いっつも覆面で顔隠してて、性格はクールで、めっちゃイケボらしいんだけどー」
ちゅーたん「まーそこまでは良いとして、なんか噂では……巨大宇宙モンスターとタイマンバトルして勝ったとか?しょっちゅうキレて椅子を破壊するとか、生肉を貪り食うとか……マジで意味不明www
もうね、不知火さんの正体は筋肉ムキムキのゴリラみたいな大男で確定でしょ!🤣」
霊廟
ちゅーたん「さてさて、お次の部屋は〜……って、うわっ!……これはあれだね、亡くなった構成員たちのお墓だぁ……」
ちゅーたん「今はさー、危険な仕事はロボットが代わりにやってくれるんだけど……そんなんなかった時代は、人が怪我したり、死んだりとか、よくあったらしーよ……
いやでもそう考えるとマジ、ロボットソルジャーを開発した逃水博士って偉大だよねー」
ちゅーたん「……てか何か急に寒気がしてきたんですけどwwwこわっ!
そろそろドローンのバッテリー切れそうだし、今日の配信はここまでにしとこうかな!」
ちゅーたん「みんなー!今回のルームツアーどうだったー?コメント欄で感想教えてね~!
チャンネル登録と高評価もヨロピクお願いしまーすっ!(4回目)んじゃ、バイバイちゅ~🐀」
── 配信終了 ──
ちゅーたん「よっしゃー!!フォロワー一気に増えたし、コメント欄も超盛り上がってる~!
……え?『後ろ!後ろ!』って何のこと?🤔」
鬼上司👹の反応は?
ちゅーたん「あっ、鬼じょ…いや、幻氷様!今日のちゅーたんのライブ配信、見てくれましたー?」
幻氷「ああ……今回の企画はルームツアーと撮影機材の紹介ということだったな。しかしエントランスとこのオフィス以外の撮影まで許可した覚えはないぞ」
ちゅーたん「あ(^o^;)」
幻氷「それにこの請求書は何だ?物を購入する時は、私に相談するよう伝えておいたはずだが?
おまけにメガミラから『仕事を邪魔され一発芸を強要された』とクレームが来ている……!」
幻氷「それでノルマを達成したのならまだ良い!しかし今日のフォロワー数はたったの500、目標の半分ではないか!💢」
ちゅーたん「いや、その……ちょっと僕、初配信で浮かれてたから……ごめんちゃい💧」
ちゅーたん「あああああ!!🤤」
ちゅーたん「ちゅーたん、ちょっと調子に乗りすぎたみたい……ぴえん🥺」
それにしてもちゅーたんのセリフ、私の脳内で甲高い大声でめっちゃ早口で再生されるから、書いてて凄い疲れるし頭痛くなる🤤









































