チャーミー「何だぁ?その口のきき方は……ガキの頃から可愛がってやってた恩を忘れたってのかい」
不知火「可愛がられた記憶はないが、お前にしてもらったことはよ~~く覚えてるよ」

不知火「小遣いを巻き上げ、雑用を押し付け、些細なことで怒鳴りつけ、憂さ晴らしに殴る蹴る……」
不知火「ガキだったオレには、地獄のような毎日だったぜ……!」
チャーミー「だってあの頃のアンタはまだまだ手がかかる年齢だったし、アタシなりに躾けてやってただけよ。
……まあ確かに多少厳しい部分はあったかもしれないけど」
不知火「た、多少っ!?どう考えても躾の域を超えてただろーが!💢」
チャーミー「実際アンタがこの忍びの世界で生き抜いてこられたのは、そうやって体と精神が鍛えられたおかげじゃないか。むしろアタシに感謝してほしいくらいだね」
不知火「……。もしかしたら謝ってくれるんじゃないかとか、そしたら許せるかもしれないとか、1ミリでも考えてたオレが馬鹿だった……」
不知火「この組織はオレが貰う!
お前を倒してオレが新しいボスになってやる!!」
チャーミー「本気でアタシを殺ろうってのかい……だがそんなこと、あいつらが黙っちゃいないよ」
不知火「あいつら?」
チャーミー「アンタにはふたりの兄がいることを忘れたか!!」
不知火「な……何!?」
不知火「……いや、ホントに何言ってんだ?オレには兄貴なんていないけど」
チャーミー「幻氷と逃水だ。ほとんど兄貴みたいなもんだろ、あいつら」
不知火「は?あんなのオレよりちょっと先に陽炎様に拾われただけの赤の他人だし」
チャーミー「相変わらず仲悪いなアンタら」
不知火(幻氷と逃水……)
不知火(こいつらも嫌な奴らだったなぁ~)
不知火(組織に入ったのは奴らの方が先だが、武術も忍術もオレの方が才能があった。
だからオレは陽炎様から一番可愛がられてたし期待されてたんだ)
不知火(ま、それが面白くなかったんだろうな。陽炎様の見てないとこでオレをネチネチ虐めてたっけ……
……って、思い出したらまた腹立ってきた)
幻氷「お前が新しいボスになるだと?」
逃水「そんなこと絶対にさせない」
チャーミー「くっくっく……」
『何故なら!ババアを倒して次のボスになるのは私だからだ!!』
チャーミー「……あ?💢」ピキッ





















